2016年6月5日日曜日

魚の卵の煮物 その3 シイラ

またもや魚の卵。
今度はこれ。シイラの卵。
「しいら」と書いてあるけど、地元では「まんびき」の方が通りが良い。最近は商品タグに書かれる魚の名前も、地方名ではなく図鑑等に載っている標準和名で表記されることが多く、ちょっとさびしい。

さて、このマンビキの卵、随分と粒が大きそう。色も透明感がつよく、成熟しすぎてるんじゃないかなぁ。皮も破れてて中がこぼれてるし・・・

血抜きのために水につけたら、案の定、卵がバラバラにこぼれはじめた。さっさと水から上げ一口大の輪切りにして湯通しして、冷水に取りあげた。水、酒、醤油で煮汁を作って沸騰させ、卵を入れて煮含めた。

はい、できあがり。食べた感想は・・・
  • 粒がでかい。1mmくらいある。プチプチとした食感がいい。
  • 卵の皮が随分硬い感じで、歯にかかる。これはこのシイラの卵の特徴なのか、卵が成熟しすぎているためなのかは分からない。
  • 卵自体の味がいいと思う。おいしい。
魚卵の煮物が、意外に簡単でおいしく、子どもウケもまま良かったので、季節を逃さないように覚え書き。

「真子 料理」で検索すると意外と多くの魚名が出てくる。いろんな魚の卵が魚屋さんや鮮魚コーナーに出回るようだ。検索で出てきた魚や今まで卵の販売を見たことある魚を表にまとめた。熊本に分布する魚の産卵期は「くまもと自然大百科(熊本日日新聞情報文化センター, 1995)」で調べたので、熊本ではこのくらいに産卵するということで、他の地方ではずれるかもしれない。

魚名産卵期メモ
マダラ 鱈分布域では冬北の方の魚で熊本には分布しない。切り身の販売は多いが、生の卵の販売は見たことない。
サワラ 鰆5−6月魚自体はよく出回っているので、卵も季節には出るのかも。
マダイほか? 鯛3−5月マダイとその近縁種はもちろんよく出回っているので、卵も季節には出ているのかも。
ブリ 鰤4−5月2016年5月14日に購入、調理済み。
スズキ 鱸12−1月2016年1月に購入、調理済み
ヒラメ 鮃3−4月魚自体はよく出回っているので、卵も季節には出るのかも。
タチウオ 太刀魚5−8月魚自体はよく出回っているので、卵も季節には出るのかも。卵を腹に入れたまま筒切りにしたものを見たことあるような、ないような・・・
2016年8月、切り身に卵が入った状態で売られているのを確認。
シイラ2016年5月14日に購入、調理済み(本記事)。
イサキ6−7月2016年5月に店頭で見た。魚と一緒にパックされていて、卵のみの販売ではなかった。
2016年6月に購入。味付けを濃くしすぎた・・・
クロダイ 黒鯛4−5月チヌと呼ばれる。2016年5月19日店頭でみた。ワンパック5腹くらいで約550円。高い?
マイワシ 真鰯冬に売られている未調理の鰯を買ってくると、腹の中に卵巣や精巣を抱えている。魚ごと焼いて食べた。
タコ 蛸マダコかな?一度だけ魚屋で売られているのを見たことがある。未挑戦。
サッパ ママカリとも呼ばれる。2016年7月に釣ったサッパは成熟した卵巣が入っていた。魚が小さいだけに卵巣も小さかったが、煮付けて食べた。
シロギス 白鱚2016年6月に釣ったシロギスが卵巣を抱えていた。抱卵した魚は2匹だけだったのが、煮付けて食べた。
キビナゴ 梅雨期2016年6月、お店で「卵持ってます」というポップにつられて購入。面倒くさいので魚ごと煮付けて食べた。
ハモ 6−7月2016年6月下旬、見つけて思わず購入。ちょっとがんばって卵とじにしてみた。
トウゴロウイワシ 2016年夏。釣った魚が卵かかえてた。サッパもろとも煮付けた。
カタクチイワシ 春(主)、秋2016年夏。釣った魚が卵かかえてた。

この他、マハゼ、ネズミゴチ、シログチなど自分で釣ってきた魚に卵が入っていたことがある。もちろん量は捕れないけど。