あこがれの料理ですよ。球磨川や緑川、白川、菊池川と大きな川が流れる熊本県。それらの川の上流部はそれなりの渓谷になっていて、ヤマメも生息している。そういった地域の観光地に行くと、必ずお土産品に並ぶ「ヤマメの甘露煮」。保存が利くのか年中見かける。
が、なかなか買わない。なんだか高い気がして手が出ない。もちろん、原料(魚)の養殖にかかる値段や手間のかかる加工費など原価がかかっていて、決して安価に入手できるものではないとわかるし、販売値段がボタックリなどとも決して思わない。しかし、なんだか買わない。食べたいなぁと思いつつも・・・
しかし、チャンス到来。ヤマメを頂いた。塩焼きが一番、唐揚げや天ぷらは骨ごと食べられてとてもおいしい、と進められたが、迷いに迷ったあげく、あこがれの甘露煮にすることにした。
まずは、レシピ検索。普段はcookpadは毛嫌いして使わないのだが、今回はやりやすそうなレシピがcookpadになってしまった。ちっ。
ヤマメとイワナの甘露煮 by ポタガ−ル*りえ
大まかな手順としては
- オーブンで焦げ目がつかないように焼く(表面を固める)。
- 調味液とともに圧力鍋で長めに加熱。
- ふたを開けて焦がさないように煮詰める。
ぎゃー!?こげた!!。いやいやダイジョブ。許容範囲だ、きっと。
圧力鍋で40分。鍋が安もんだから長めに。そのあと、蒸気が抜けたらふたを開けて煮詰めて・・・出来た。
よっしゃ。あこがれのヤマメの甘露煮。味見。骨も・・・まあ、柔い。微妙にかかる気もするが、食べにくいというほどではない。味付けもまあまあ。ふうっ。ようやく食べれたヤマメの甘露煮。おいしいなぁ。
子供たちもよく食べた。自分が食べたのは、結局味見の一匹だけ。まあ、いっか。
さて、ヤマメの甘露煮ってそんなに高いのかな?と検索してみた。
- 400円/匹 やまめの甘露煮(3匹入)1200円|五木屋本舗
- 170〜280円/匹 阿蘇湧水ヤマメ甘露煮3〜5匹110g入850円|村上養魚場
- 675円/匹 やまめ甘露煮(50g×8匹)やまめ茶屋|ニッポンセレクト5400円
あれ?こうして見ると、そこまでバカ高いって言うのでもないなぁ・・・いや三つ目は高い。