2017年8月29日火曜日

エヴァンゲリオンと日本刀展を見てきた。


 自分にしては珍しく美術館に行ってきたよ。エヴァっていつの頃見てたっけ?学生?
 こんな表示がしてあるので、載せちゃいましょう。blogはSNSじゃない気はするが・・・

 展示の最初は、日本刀の基本講座的な感じでよかった。アニメばっかりの展示かと想像していたが、最初に説明があることで、後半のエヴァンゲリオンとのコラボ?部分が理解しやすくなった。
 時代ごとの刀の大まかな特徴とその特徴を表した刀(新たに打ったもののようだ)が展示してあるのも、興味深かった。戦い方と刀の形を関連づけて説明してあって、大変面白かった.

熊本といえば同田貫、みたいな感じで取りあげてあった。

こんな武器見たことないよ、と思っていたが、自分がアニメで見ていた頃以降、なんかいろんな形態で話が展開していたらしい。その辺の話も興味ぶかく読ませてもらった。

なんか皆着物きて刀構えてる。キャラのイメージで刀を打ったということかな?モノばっかり見ててパネル読んでない。この絵の内、刀は写真のように見えた。なんだか浮いて見えた。

あ、刀身に彫り物してある。というか、欄間みたくなってる。すごいな。

象眼もあった。コレもええな。でも、なぜ破れた扇?

 この他には、ロンギヌスの槍とか大きな人形とか海洋堂のフィギュアとか、あと、原画類等あった。

 原画類などのコーナーは撮影禁止だったのだが、そこでちょっと嫌なことがあった。

 原画類(A4くらいの紙)がタイル状に縦横に整然と並べられていた。上は私が見上げて観覧したので2mくらいの高さからかな?下はかなり床すれすれまで。そして、撮影禁止の札は足下に置いてある。
 その場所で高校生くらいの女性が写真を撮ってしまった。それに気づいたいい年した男性の係員が、「ダメです、ダメです、ここは撮影禁止です。ちゃんと掲示をみて鑑賞しなさい」と結構な勢いで説教した。
 私の感覚では、目の高さにあるものの注意を足下に置いといて、その言い草はない。展示する側の配慮不足としか言いようがない。それを棚に上げて、語気を強めて注意、さらに説教とかありえない。相手は客。注意すべきだが言い方があろう。
 係員の男性からすれば、もう幾度となく注意をしたのかもしれない。その日何十回目かの注意だったのかもしれない、その週では数百回目だったかも、会期中で通算数万回目だったかも。でも、その子にとっては初めて見にきた展示で、いきなり怒られたかもしれない。(もしかしたら常習犯かもしれんが、大概の人は一度注意されれば気にかけるものだろう。)
 イラつく気持ちは重々分かるが、ちょっと違うんじゃないか?その子、もう二度と美術館行かないかもよ。それ、生涯学習を担う博物館の存在意義に明らかに反してるよね。
 その一点で、後味悪くなってしまった。残念。


 









2017年8月25日金曜日

スガイの煮貝

 7月だったか、夏休みにも入ったことだし、とりあえず子どもを磯遊びにでも連れてくか、ということで、干潮時間に海へ。

 現地について子ども達から聞いたんだが、海水浴がしたかったらしい。ごめんよ、岩ゴロゴロの海岸に連れてきて。海水浴無理だわ。生き物捕まえて遊んでくれ。

 ということで生き物採集。といっても、何するでもなく、親らしく何か指示するわけでもなく、めいめいが勝手に動き回っている。で私は見つけました。スガイ。

緑の藻類が貼り付いてるのがスガイ。貝に藻類が共生(寄生?)しているらしい。以前別ブログで紹介した。うまくカモフラージュできてるともいえるが、人間の目には「緑のやつはスガイ」とバレバレ。
 この貝、子どもの頃には親にゆでてもらって食べたりしたので、懐かしさも手伝って食べてみることにした。子どもの頃はただゆでて(塩ゆでだったかも?)出されたものを食べてた記憶があるが、ちょっと料理してみよう。

 ということでまずは洗う。がしゃがしゃ。

 ざっくりと洗ったら鍋に湯を沸かし、沸いたら少し塩を入れてスガイを投入。ちょっと煮る。ゆでたあとはざるに上げ、爪楊枝で身を取り出す。足り出した身は水で洗う。砂噛んでるかなぁと思って。じゃぶじゃぶ。

 洗い終わったら、砂糖、酒、醤油で煮る。調味料を鍋に入れて一煮立ちさせ、剥いた身を投入。ちょっと煮る。ぐつぐつ。濃い味がいいかなと思ったので、ちょっと煮詰める。

 ・・・・・まあ、正直、失敗でしたわ。


  1. まず、洗い方が足りない。巻き貝だしそんなに砂噛んでないだろ、と確認もしなかったのがいかんかった。じゃりじゃりしてる。
  2. 煮詰めすぎ。濃い味にしたかったんだけど、貝の身がガチガチになってしまった。その上、当然ながら砂糖と醤油の味しかせん。

 結論としては、食材への愛や畏敬の念が足りなかったのではないか。猛烈に反省。


2017年8月18日金曜日

キクラゲのお吸い物

 家の前に生えている木の先を、パートナーが指差した。
「あれ、キクラゲじゃない?」


 道の横でもあり、すぐ上に電線も通っているので、毎年派手に刈り込まれる。そのせいか、幹の上の方は枯れているようだ。その辺りに茶色いモコモコしたものが・・・


 おお。キクラゲだね。久しぶりに降った雨の直後、一気にでてきたらしい。ぶにぶにしている。調べたところ、キクラゲと間違えるような毒キノコはないらしいし、以前、山で撮った時のものとも同じようなので、食べることにした。

わー、ブニブニしてる。雨上がりのキノコのためか、妙に瑞々しい・・・まあいいか、と水洗い後、適当に包丁を入れてお吸い物に。


 顆粒の鶏ガラ出汁を入れた湯で一煮立ちさせたあと、ネギの小口切りを入れて、ごま油を一回し。

 食感がなんか寒天みたい。コリコリしない。水吸いすぎてんのかな?などと文句を言いますが、おいしかったです。ごちそうさま。




2017年8月6日日曜日

手づくり緑茶

 庭にお茶の木が一本ある。子どもが下校時に拾ってきたチャノキの種子を植えたら生えてきたもの。完全ほっぽらかしだけど、結構大きくなってきた。

 少し前、春の話だが、いい感じで若葉が展開していたので、緑茶を作ってみることにした。といっても作り方分かんないのでググって参考にする。

Q&A 自宅にお茶の樹があり、一度お茶の葉を手作りしたいと思っているので、作り方を教えて下さい。|公益社団法人静岡県茶業会議所
http://shizuoka-cha.com/index.php/faq/faq05/%E8%87%AA%E5%AE%85%E3%81%AB%E3%81%8A%E8%8C%B6%E3%81%AE%E6%A8%B9%E3%81%8C%E3%81%82%E3%82%8A%E3%80%81%E4%B8%80%E5%BA%A6%E3%81%8A%E8%8C%B6%E3%81%AE%E8%91%89%E3%82%92%E6%89%8B%E4%BD%9C%E3%82%8A%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%84%E3%81%A8%E6%80%9D%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%A7%E3%80%81%E4%BD%9C%E3%82%8A%E6%96%B9%E3%82%92%E6%95%99%E3%81%88%E3%81%A6%E4%B8%8B%E3%81%95%E3%81%84%E3%80%82/

 蒸したあと、丁寧に炒って、揉んで作るようだ。


 ざるに入れて蒸した茶葉を、クッキングシートをひいたフライパンに入れて炒った。酢してる時の写真は撮り忘れた。
 さて、大まかな手順は、

  1. 極力火を弱くして、素手で混ぜながら炒る。
  2. 熱くなったらクッキングシートを掴んでまな板の上に移動させ、揉む。
  3. クッキングシートを掴んでフライパンに戻し、また炒る。
  4. 1〜3を繰り返し。

としていると下のようになった。


うーん、火が強すぎたのかな?葉がくだけてしまった。

 さて試飲。


 あー、うん、茶色だね。この器、ただのコップじゃね?というのは後の祭り、きちんと急須や湯のみを並べて、Google+映えする写真にすりゃ良かった。
 飲んでみるとホントに緑茶の匂いがする。味も、自分で作ったというバイアスはあろうが甘みがあっておいしい。これは新鮮な驚きだった。チャノキの新芽を使い、曲がりなりにも緑茶の製法で作ったので当たり前といえば当たり前なんだけど、ちょっと感動した。
 普段はお茶っ葉を購入したり、コンビニのペットボトルだったりして味わっているものが、庭の木から自分で作ったものと同じ味や匂いがするっていうのは何気に感動する。いやよかったわ。

 さて、今しがた「普段は」といったが、実は家で緑茶を入れる機会は年に2度しかない。新年と子どもの家庭訪問のときの二回。というわけで、来年度、子供たちの担任になる先生、我が家の手づくり緑茶をお出しする予定です。うまくできるかな?