2017年8月25日金曜日

スガイの煮貝

 7月だったか、夏休みにも入ったことだし、とりあえず子どもを磯遊びにでも連れてくか、ということで、干潮時間に海へ。

 現地について子ども達から聞いたんだが、海水浴がしたかったらしい。ごめんよ、岩ゴロゴロの海岸に連れてきて。海水浴無理だわ。生き物捕まえて遊んでくれ。

 ということで生き物採集。といっても、何するでもなく、親らしく何か指示するわけでもなく、めいめいが勝手に動き回っている。で私は見つけました。スガイ。

緑の藻類が貼り付いてるのがスガイ。貝に藻類が共生(寄生?)しているらしい。以前別ブログで紹介した。うまくカモフラージュできてるともいえるが、人間の目には「緑のやつはスガイ」とバレバレ。
 この貝、子どもの頃には親にゆでてもらって食べたりしたので、懐かしさも手伝って食べてみることにした。子どもの頃はただゆでて(塩ゆでだったかも?)出されたものを食べてた記憶があるが、ちょっと料理してみよう。

 ということでまずは洗う。がしゃがしゃ。

 ざっくりと洗ったら鍋に湯を沸かし、沸いたら少し塩を入れてスガイを投入。ちょっと煮る。ゆでたあとはざるに上げ、爪楊枝で身を取り出す。足り出した身は水で洗う。砂噛んでるかなぁと思って。じゃぶじゃぶ。

 洗い終わったら、砂糖、酒、醤油で煮る。調味料を鍋に入れて一煮立ちさせ、剥いた身を投入。ちょっと煮る。ぐつぐつ。濃い味がいいかなと思ったので、ちょっと煮詰める。

 ・・・・・まあ、正直、失敗でしたわ。


  1. まず、洗い方が足りない。巻き貝だしそんなに砂噛んでないだろ、と確認もしなかったのがいかんかった。じゃりじゃりしてる。
  2. 煮詰めすぎ。濃い味にしたかったんだけど、貝の身がガチガチになってしまった。その上、当然ながら砂糖と醤油の味しかせん。

 結論としては、食材への愛や畏敬の念が足りなかったのではないか。猛烈に反省。