2016年9月20日火曜日

魚の卵の7 サッパ

この夏は、家族で釣りによく出かけた。

狙いはサッパ Sardinella zunasi (Bleeker)
仕掛けはさびき。

サッパは、こちらではハダラと呼んでいる。
瀬戸内海付近でのママカリという呼び名の方がメジャーか?
こんな魚です。
サッパ|魚類|ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑
http://www.zukan-bouz.com/syu/%E3%82%B5%E3%83%83%E3%83%91

一回の釣行で、サッパ30匹から60匹ほど+α
さすがにスズキの子がさびきに来たのは初めての経験。
とは言っても、家族の釣りのお世話ばかりで自分ではほとんど釣ってないけど。

主に釣れた魚たち。上から、サッパ、トウゴロウイワシ、カタクチイワシ、スズキ
このサッパを捌くと、腹から小さいながらも卵巣が・・・
見ぬ振りしようかと一瞬思ったが、なんか申し訳ないし、魚卵好きになった子どもに見つかったので、思い切って集めることにした。

捌いていくと、トウゴロウイワシにもカタクチイワシにも卵巣が・・・!

あとは魚もろとも煮込んだ。
お煮付け。中央:スズキ、上:サッパ、下:トウゴロウイワシ、左右:サッパの卵
サッパもトウゴロウイワシも小さい割に、骨が気になる。サッパはさすがニシン科だけあって小骨多い。子どもにはむしってあげる羽目になった。

肝心の卵は・・・小さいせいなのか、これまでの「たまご!」という感じがない。味にふくよかさがないというか、なんだろう、サッパだけにさっぱり?

まあ、子供たちは、自分で釣っただけあって喜んで食べましたけどね。

魚自体は他の料理にもしたので、そのうち・・・

2016年9月14日水曜日

ののこめし(いただき)

大量の「あげ」が手に入った。

普段、それほどあげを消費することはなく、みそ汁の具にする程度。
どうしようかと一瞬考えたところで思い出した。

マンガ「あさひごはん」に出てきた、あげを使ったご飯「ののこめし」


20話、21話に登場します。

山陰地方の郷土料理のようです。鳥取県では「いただき」とよばれてるのか。

いただき/食のみやこ鳥取県/とりネット/鳥取県公式サイト 
http://www.pref.tottori.lg.jp/dd.aspx?menuid=178227

適当にレシピをググりつつ、適当にアレンジしつつ作る。
要はいい加減に作って覚えてないのだけど。


  1. あげはざるにいれ、熱湯をかけて油を落とす。
  2. まな板の上で、菜箸でごろごろしてから中をひらき、袋状にする。
  3. お米、みじん切りの野菜を混ぜたものをあげに詰める。
  4. 圧力鍋に米を詰めたあげを入れ、水、酒、醤油などをいれ火にかける。
  5. 出来あがり。



結果

  • 味が薄かった。もっとしっかり味付けしていいか。
  • ちょっと脂っこい。あげの下処理がいい加減だったかな。
  • よって、子どもの反応イマイチ・・・しまった。


2016年9月5日月曜日

魚の卵の6 ハモ

初夏、見慣れない魚卵を見つけた。


ハモ、だって。
ハモ自体も普段食べないのに、卵を買ってしまった。
あの薄っぺらい体に入っている卵ってどんなんだろ。

と思ったら、卵巣も薄っぺらかった。
形もしっかりしていなくって、破れやすい。

どんな料理が良いのかと検索してみると、なんだか手間のかかる下準備をする料理が出てくる。

家庭料理なのでそんなにこだわってもねぇ、と考えつつみてて目に留まったのはこれ

ハモの子の卵とじ
http://tsukijistyle.co.jp/?action=DocInc&doc_type=print&page=rpf_0301-33_03

で、作ってみた。

まあ、いい出来。
確かにおいしい。子供たちも喜んで食べてる。
が、写真撮り忘れてて、あわてて最後の一掬いを小皿に取って・・・

さすがに見栄えが悪い・・・

2016年9月4日日曜日

魚の卵の5 キビナゴ

またまた随分前の話になってしまうのだけど、魚の卵しりーず


今回はキビナゴ。

お店に並んでた時のポップに「卵持ってます!旬!」みたいなあおり文句があり、思わず買ってしまった。

でも、小さい魚。これまでのように卵だけ取り出して、というのも大変そう。お刺身用と書いてあるから、まじめに刺身を取ればおのずと卵も分けられると思うのだけど・・・

で、どうなったかというと、定番ですけど丸ごと煮付けた。


予想はついてたんだけど、卵巣も精巣も分からん。お得感はあるけれどもね。

大人は気にせず頭から食べちゃうんだけど、子ども的にはどうも骨がかかるらしく、あまり評判よくなかった・・・一匹ずつむしって食べさせるはめになりました。残念。