2012年11月25日日曜日

柚子ごしょう

写真整理してたら出てきたので、今年の記録みたいな感じで・・・

毎年、柚子ごしょうを作ってます。
柚子は柑橘類のユズ、コショウは九州あたりの方言みたいだけどトウガラシのこと。
柚子ごしょうは、ユズの皮、青トウガラシ、塩をすり混ぜたものです。

今年の柚子ごしょうはこんな感じ。
<材料>
○青トウガラシ:約60グラム
毎年、鷹の爪の苗を1ポット買って来て、庭に植えてほっぽらかしています。今年は約60グラムとれました。
○ユズの皮:約60グラム。
お店で買ってきた柚子の皮をピーラーでむきました。
柚子の皮をむいてる途中。
○塩:60グラム
フツーの塩です。

<作り方>
作り方2まで行ったところ。

  1. 青トウガラシは小口切りにしたあと、包丁をあてて荒いみじん切りに。
  2. 柚子の皮はむいたあと、細かく切る。
  3. 青トウガラシ、柚子の皮それぞれに塩を約30グラムずつまぶし、しばらく置く。
  4. 塩にまぶした青トウガラシをすり鉢に入れ、すりこぎでペースト状になるまでする。
  5. そこに塩をまぶした柚子の皮を入れ、全体がペースト状になってなじむまですると出来上がり。
出来上がり。
4と5はハッキリ言ってフードプロセッサでやったが早い。うちは無いからすりこぎでやってるだけ。

この後は、チャック付ビニール袋にいれて空気を抜いて封をして冷凍庫。少しずつ取り出しては冷蔵庫に移して必要な時に使っている。

ここまで書いてなんだが、作るときは自己責任で。
この作り方は以前、雑誌に載っていたものが元だけど、最近はそれを見ずに3つを等量すり混ぜてるだけ。たぶん、我流が入って変化してると思う。
きちんとした作り方を知りたい方は、古本を探すか、バックナンバーを買うかしてくださりませ。
やさい畑 2006年 07月号 特別企画 激辛トウガラシの愉悦-檀太郎の「辛いがうまい!」

今年は、辛さ控えめでさわやかにできた。いろもきれいな緑色だしGood!
しかし、去年はトウガラシをいじめすぎた。水やりは怠るは、えらく寒くなるまで収穫しないしで、トウガラシが赤くなったうえに激辛になった。おかげでできた柚子ごしょうはオレンジ色で辛みが強い。一年経った今でも冷凍庫にある。今年の上出来柚子ごしょうはいつになったら食えるのだろう・・・

2012年11月24日土曜日

博物館巡り(熊本県立装飾古墳館、玉名市立歴史博物館)

今日は天気も怪しかったし、寝坊もしたので、のんびりと家族で博物館めぐりに。

目的は、
熊本県立装飾古墳館「古代のガラス展」

玉名市立歴史博物館「ものの数え方 ー昔のように呼ばれたいー」

まずは、熊本県立装飾古墳館「古代のガラス展」
行ってみて気づいたのだが、相当前に県立装飾古墳館が移転してからはじめての訪問。なかなか新鮮。御領式土器とか阿高式土器とかあって、あれ?装飾古墳館が持ってたのか、とおもったけどそうなのかな?

まあ、いいや。ガラス展入口。写真とっていいか聞き忘れたので、入口だけ。
企画展示室「古代のガラス展」入口。
狭い展示室だったけどいろんなガラスがあって良かった。でも、どれもちっさい。この時代のガラスはどれもちっさいのだろうからしょうがないか。でも、きれいだった〜!!当時は最先端の科学と技術を集めて作った高級品だったんだろうな〜。

展示の内容は、成分などから技術や流通のルートを探ることをメインとしたもの。それはそれで面白かったが、個人的には古代のガラス製作技術なんかも知りたかった。1〜3mm程度のビーズに穴あけた技術が分からん・・・

あと、イマジネーションホールという所で映画も見た。6つくらい種類があって、人も少なかったおかげで好きなものを見せてくれた。で、長男が選んだのは・・・・・えっとうろ覚え・・・鞠智城と防人の歌・・・みたいな題名だった。

俳優もナレーターも豪華で驚いた。内容は・・・歴史には疎いのでよくわからん。感想としては、長男はハマって見てた。妻は内容が薄い、とプンプン。私は三男を追いかけ回してよく見てなかったけど「防人の歌」といいながら紹介されたのは一首だけか・・・と。

まあ、そもそも鞠池城って何?と言う方は以下のリンクをどうぞ。
鞠池城ー熊本県山鹿市菊鹿町環境協会
熊本県立装飾古墳館分館歴史公民館鞠智城・温故創世館


お次は玉名市立歴史博物館
と、玉名に着いたら、警察官とかわらわらいて、交通規制。なんぞ、と思えば大俵まつりがあっていた。(まつりのページが見つからなかったので西日本新聞の記事をリンク)。

面白そうなので見てみた。
道をごろごろ転がして、

ゴール前で急停止

90度回転してゴールへ入る。


 観客も「右!右!」とか「がんばれ〜」とか声援が飛んで、ゴールしたら拍手拍手。なかなかにいい雰囲気のまつりでした。お祭り好きの妻は「勢いというか元気がない・・・」と不満げでしたが。

あと、熊本城OMOTENASHI武将隊もきてました。なかなかにかっこいい男の子たちががんばってました。私的には、もちろん紅一点の八十姫がGoodでした。武将隊のブログにも大俵まつりの記事が載ってます。
ステージ中央が八十姫さん。左は加藤清正、右は・・・あれ?誰だっけ?



まつりの中で空手かなにかの演舞があったんでしょうか?道着を来た九州看護福祉大学の女子大生さんが、三男に声をかけだっこしてくれました。三男も戸惑っていましたが、おとなしく抱かれてお話ししている所をみると、安心できるお姉さんだったようです。三男を抱きながら、次男とも話してくれて、良い方でした。

先日は、社会の子供を見る目は〜なんてブログをアップしましたが、小さい子をみて思わず話しかけ、優しく接することのできる若い人がいるんだな、と実感できてとてもうれしく思いました。



さて、一通り見たので、玉名市立歴史博物館へ。まつりに関連してか入場無料だった。ラッキー。

展示室が改装されてて、建物中央の大きな船が無くなり、企画展示室になってました。写真いいですか〜と聞いたら「一切ダメ」でした。あらら。まあ、いいや。常設展はスルー(おい!)ただ、ガラス製の首飾りが無くなってて、あれっ?と思ったら「貸し出し中」。さっき見に行った熊本県立装飾古墳館「古代のガラス展」へ貸し出し中とのこと。

では、目的の「ものの数え方 ー昔のように呼ばれたいー」へ。

いろんなものが置かれていて、それぞれに数え方が添えられていた。意外に知ってて答え合わせ的に楽しんだ。もちろん知らないこともあってたのしかった。

数え方の説明はもっと大きくても良かったんじゃなかろうか。道具の名前を示すキャプションとほとんど同じで探すのに手間取った。あとは、もう少し何か解説的なものがほしいかな?

個人的には貝殻を使ったお玉?杓子?が気に入った。あれでみそ汁ついだらうまいかも?

「ものの数え方 ー昔のように呼ばれたいー」は11/25まで。興味のある方はお急ぎを。

2012年11月22日木曜日

信じられない記事を見た

うん。信じられない。
読んだ後、寝ぼけてたのかな?と疑って寝てしまったが、翌朝もちゃんと記事があった。

再生JALの心意気/さかもと未明(漫画家)
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20121119-00000002-voice-pol

まあ、中身は読んでもらうとして(先に読んでね)。記事後半は、なんだかいろいろ策を弄して建設的な意見のように仕立てて、最後はJALのよいしょ記事になってるけど、前半の体験談部分がどーにも理解できない。

前々から感じてたんだけど、子供って、日本の社会ではまともに人として扱われてないのか、と感じた。

リンク下ページの下の方にはいろんな人がコメントしているが、中には「公共の空間には子供は存在しない」という認識を(おそらく無意識に)露呈している人もいる。

なんだか、モヤモヤする。ほかの方はどうですか?


このモヤモヤは列車の中でのベビーカーの使用に関する問題、いわゆるベビーカー論争でも感じた。

電車内のベビーカー利用に賛否両論 啓発ポスター引き金
http://www.asahi.com/edu/kosodate/news/TKY201208250290.html

ベビーカー論争 電車利用をめぐって
http://www.nhk.or.jp/nw9/marugoto/2012/08/0828.html

これに対するtwitterで呟かれた意見は、ここで見れる。
「電車内のベビーカー利用に賛否両論」への異論
http://togetter.com/li/367175

ベビーカーって、それはそれで危険とか言われます。路面に近くて熱射病になりやすいとか、地面の小さなでこぼこに引っかかって転倒とか、歩く人の目線にかかりにくいから接触しやすいとか、押す人より先を言っているので出会い頭の事故に遭いやすいとか。

でも、お母さんやお父さん一人+荷物がある+子供複数なんて時は、子供の安全を確保し、とても安心して出かけられる貴重なアイテム。それに対して(明らかなマナー違反は別として)、邪魔とかたためとか・・・子供が一人の人間ではなく、親に付随する荷物程度にしか思われてないのか、と感じてしまう。

でも、子供や赤ちゃんって、決して一人では一人前の大人のようには行動できない。体は小さい、力は弱い、できることも少ない、心や精神も今まさに成長中。そういう存在って、親だけでなく周囲の大人が見守り、サポートしてあげるべき存在ではないのかな?


話が変わるけど、そんなことを考える中ではたと行き着き、なんだかモヤモヤしてしまってるのは、実はハイブリッド車や電気自動車。あの静かさがめちゃめちゃ恐ろしい。

毎朝、子供を保育園に送るのだけど、その駐車場で、子供の真横で音もなく車が動きだし、子供は全く気づいてなかった時、全身に鳥肌が立った。反射的に蹴り入れようとしたね。

あれって、今考えると、開発から販売までのどこの段階においても、子供とか耳の不自由な人の存在は全く考慮されてなかったのでは?と感じる。もしかしたら、考慮どころか存在すら忘れられてたかも。

注意すればいいとか、駐車場でのふるまいを躾けろとかの意見は聞かない。

運転手が1の注意をする。まわりの人(親)が1の注意をする。子供自身に言い聞かせ注意させるが大人と比べると0.5程度の注意ができるか。とすると、事故を防ぐ注意の量は、
  1+1+0.5=2.5

ところが静かな車では、
運転手が今まで通り1の注意。まわりの人(親)も今まで通り1の注意を払うが静かで気づかない可能性があるので0.6。子供の注意も同じで0.3。
(動く車の認知を、視覚:聴覚=3:2と根拠もなく仮定。でも近くで動きだす車やゆっくり動く車は、ほとんど聴覚で感知するんじゃないかという気がする。)
で、事故を防ぐ注意の量は、
  1+0.6+0.3=1.9

減少した0.6の注意は誰が払ってくれるんですかね?
馬鹿みたいな計算式だけど、感覚的にあっている気がしませんか?

動きはあるようなので、良い方向に動くといいな。
■05/11 : 国交省、静音性対策を講じたHV車等の体験会を実施
http://www.tossnet.or.jp/recentTopic/item_4215.html

と願いつつ、親は不足分0.6をくわえた1.2の注意量を確保すべく3の注意を払う日々が続く訳か・・・

そういう訳なので、静かな車の運転手さんは、ガソリン車運転してた頃よりもっと注意して運転してくださりませ。

話があっちゃこっちゃいったな。

2012年11月14日水曜日

県南博物館巡り(たった2館だけど)

週末、県南の方へ行きました。

仮面ライダーウィザードにはまっている子供が、テレビで映った湯前マンガ美術館の「仮面ライダーの世界」展を見て行きたいと言ったので、湯前町まで行きました。

あ、先日カメラを落として壊し、買い換えしてないので、写真一切なしです・・・

いろいろ予定があり、どーしても11月10日(土)にしか行けなかった。11日(日)だったら、ゆのまえマンガフェスタ2012開催日で、仮面ライダーショーあり、ライブありで子供つれてくには最高だったんだけどなぁ。くぅ〜!!

展示室は二つあった。
一つ目は歴代仮面ライダーのパネルと等身大人形(?といっていいのかな?)の展示。
一つのライダーが一つのパネルで写真付で解説されていた。仮面ライダーの歴史が一覧できていい。が、個人的には、解説文が熱くてよかった。思い入れのある方が書いたようで、つっこみあり愛情ありで、うん、よかった。たのしい。

あと、興味持ったのはパネルの構造。どうも、ハレパネに貼付けた後、アルミ製の枠をはめてるような・・・軽くて取り回し良さそう。今の職場では、経費削減のためハレパネ使用を制限され、重い木製額縁で移動展とか言ってるから、ええなぁ、と。

二つ目はマンガ「仮面ライダーSpirits」の原画展。
こんなマンガがあったのね、知らなかった。個人的にマンガの原稿見てすごいなと思う点は、質を保って書き続けられていること。絵がへたな自分からすると、「なぜくるわない?」という思いが一番に来る。

正直、5歳の次男には難しいかな、と思っていたんだけど、ビデオも放映されてて楽しんでた。何でも読みまくる中学生の長男は、何でも読んでた・・・1歳の三男はさすがにあきてたな。館のスタッフさん、他の来館者さん、お騒がせしてすみません。楽しかったです。


さてさて、もう一つは山江村の山江村歴史民俗資料館
山江村は麻栽培をしていた所で、その資料があると聞いていたので前から言ってみたいと思っていたんです。あと、フィッシュカービングの特別展があっているとのことで。

歴史民俗資料館、というだけあって発掘品や民俗資料が所狭しと並んでいました。ぎっしり並んでいい感じです。ただ、解説が少ないのと導線がはっきりしないのとで、見てる途中で「あれ?何見てたっけ?」となることがしばしば。

あと、麻の部分が面積、資料、解説のいずれも少ない。うーん。せっかく、地域で行われてきた産業なのに、もったいない。もっと膨らませられんのかなぁ?

フィッシュカービング展の作品は、なかなかすごい。こんなのが木で作れるのか!と。ただ、欲を言えばもっとたくさん見たい。でも、製作に何ヶ月もかかるものを、もっとたくさん見たいなんて、贅沢のいいすぎかもしれません。


なかなか、勉強になった一日でした。

2012年11月4日日曜日

OEMなるものがあることを知った

きっかけは車の買い替え。

今使っている車が車検を迎え車検代がかなりの額になりそうなことに加え、車検直前にフロントガラスにひびが入ったことが災いし(幸いし?)、車を買うことにした。

しかーし。
乗りたい車、買いたい車は諸般の事情により高嶺の花。したがって、経済的理由(値段と燃費)、および小さい子どもたちの保育園への送迎が快適にできるか?という、完全に、運転者(私)の利用目的や嗜好などはまったく勘案されずに選んだ車が、これ。

スバル プレオ
一応四駆(AWD)にはしたけど、車高低いし植物採集とか行くとき大変だろなー。ま、使うからには好きになりたいのでいろいろ調べてたら、「ダイハツからのOEM供給」なる言葉が。OEMって?と調べてみると、Original Equipment Manufacturerの略で、他社のブランドの製品を作ることらしいwiki

この場合、ダイハツが他社(スバル)ブランドの車を作っている、ということか。これだけだと、おー、スバルはダイハツに車作らせてんのか?と思っちゃうけど、実際はダイハツの車をスバルブランドとして出してるようだ。

で、プレオは何かというと、ダイハツのミラをOEM供給したもの。


スバル プレオダイハツのミラホームオページで比べてみると・・・おおー!同じだ!!

で、スバルの人に聞いてみた。何が違うのか、と。

  1. 運転席シートリフター(運転席の高さを変えれるらしい)
  2. フロントシートベルト・ショルダーアジャスター(シートベルトの高さが変えれるらしい)
  3. キャッシュバック

以上。んー、スバルといえばエンジン!なイメージだけど、それもまんまかぁ。
まあ、もう買ってしまったので(納車待ち)まあいいや。でもOEMって多いのかな?とおもってスバルの軽を調べてみた。おーすごいな。

ルクラ<==ダイハツ・タントエクゼ
ステラ<==ダイハツ・ムーブ
ディアスワゴン<==ダイハツ・アトレーワゴン
サンバーバン<==ダイハツ・ハイゼットカーゴ
サンバートラック<==ダイハツ・ハイゼットトラック

なんだか、他の自動車会社も結構あるようす。ネット上で検索しても一覧的なものはなかなかないみたいだけど、いろいろ話題があがっている。

軽自動車OEM供給一覧

OEM車に見る、家電化するクルマたち

見苦しいOEM車の乱造ぶり!

スバル「ステラ」で考えるOEM車の選び方





いろいろ考えがあるようで、まあ、人それぞれ。

私は、今回なぜスバルを選んだのか?
それは、前の職場で、スバルがとっても好きな人がいたから。それが印象に残っていたので、スバルの車に乗ってみたいと思った。

でも、ふたを開けたらダイハツの車。ちょっと、いや、はげしく寂しいな、と思った次第。