冷凍庫に冷凍した栗が眠っている。
去年の栗だが、一度ふかして中身をスプーンでかき出して、チャック付きビニル袋に入れて冷凍しておいたもの。一年経つのでいい加減消費しないとなぁ・・・
で、栗で何か作ろうと考えて、思いついたのが栗まんじゅう。
熊本の山江村は栗で有名だし、山江サービスエリアの名物は栗まんじゅうだし。
特産品|山江村役場
http://www.vill.yamae.lg.jp/?type=article&mode=articleView&articleid=2817&categoryid=26
株式会社やまえ
http://hotarunomura.com/publics/index/12/
このまんじゅうは確かにおいしい。
幸い栗もあるし、たかがまんじゅう、自分で作ってみよう、となるのだが、それがなかなかむつかしい。
栗餡はまだ何とかなるとしても、皮がむつかしい。
重曹やベーキングパウダーといったふくらし粉をつかったいわゆる「炭酸饅頭」なのだが、皮が固く、売り物のようなフワフワにならない。
ふくらし粉の固い皮も、これはこれで味があっていいのだけれど、やはりふわっとさせたい。
で、調べてみると、あるもんなんだなぁ。
小麦まんじゅう皮の調製法に関する研究 : 加水量および砂糖添加の影響|CINII
http://ci.nii.ac.jp/naid/110001170107
一定量の小麦粉+ベーキングパウダーに対して、いろいろな量の水および砂糖を添加した場合を比べ、どれが食感よくおいしい皮になるかを研究している。
で、作ってみたのはこれ。
普段よりはよく膨らんだぞ。さらに普段の重曹ではなくてベーキングパウダーにしたので、色も白っぽい。見た目にもおいしそうだ。実際、うまかった。
実は、論文中で良いとされた配合はかなりの水と砂糖を添加しており、生地はかなりべたつく。扱いづらくって、粉を足して二番手の配合に変更してしまった。ここで我慢しておけばもっと膨らんでやわらかくなったのかな。
しかし、よく膨らんだとはいえ、山江の栗まんじゅうのようにフワフワではない。うーむ。ぶっちゃけイースト使ってるんだろうとは思うのだが、そこはふくらし粉でがんばりたい。
と文句を綴っているけれど、普段より出来が良くておいしかったので満足している。
ただ、この研究は続報が出ているみたい。文献が手に入ったらまた試してみよう。