2017年12月3日日曜日

小さなリンゴのコンポート

 何か面白いもの売ってないかなぁ、と立ち寄った果物売り場で、小さなリンゴを見つけた。普段見かけるのは大きなリンゴなので、珍しさも手伝って購入してしまった。「アルプス乙女、250円」と書かれていて、10個ほど入っている。高いのか、安いのか???

 そもそも「アルプス乙女」ってなんだ?品種名か?と検索。

アルプス乙女 | 林檎(林檎/リンゴ)| 果物情報サイト果物ナビ
https://www.kudamononavi.com/zukan/apple/alpsotome

 どうやら品種名のようだ。さて、どうやって食べよう。生食もいいけど、小さくかわいいので、形や大きさを生かしたスイーツにしたいところ。検索してみたところ、焼き林檎かコンポートあたりが良さそう。もうしばらく検索してて、以下のページを見つけた。

Quality of Life by JUNA | 大好きな林檎でコンポート&アイスクリーム
http://sokuwanblog.blog4.fc2.com/blog-entry-331.html

 おお、アイスクリームか。この季節にこたつでアイスクリーム、最高だよね。決めたこれにしよう。レシピは、さらにいくつかのサイトを見て回り、分量については以下のサイトを参考にした。アルプス乙女1個あたり砂糖13グラム、覚えやすい。

アルプス乙女のコンポート
http://souvenir.natural-basket.jp/?eid=6

 要は砂糖水で柔らかくなるまで煮ればいいみたい。尻の部分を少し切り落とし、レモン果汁を加えた砂糖水でぐつぐつ。鍋は琺瑯を使用、その方がいいってどっかに書いてあったから。

 うん簡単だ。できた。

 実だけを容器に入れたあと、シロップを少し煮詰めてから合わせた。ずいぶん色が抜けるんだな。
 
 さて、それではアイスを調達せねば。まーなんかこだわっても良いんだけど、普段食べてるアイスに合わせた方がおいしさが分かるんじゃないかという言い訳と、子供たちが食べ過ぎて風邪引いたりお腹冷やしたりすんのも嫌なので、安くてちょっと少なめな、これ。

 明治エッセルスーパーカップミニ 超バニラ 90ml × 6個
http://catalog-p.meiji.co.jp/products/sweets/icecream/010501/4902705123359.html

 こんな感じになった。スプーンですくって盛れよ、という意見は重々分かるが、めんどい。

 いや〜、コンデジのシーンモードってすごいな。おいしそうなピンク色になった。実際、コンポート自体はかなりおいしい。が、酸味と甘みは控えめなので、アイスに押され気味な感じがあった。砂糖とレモン果汁を増やせばいいのかな?あとシロップの量も増やしたい。アイスにかけるとなると足りない。
 子供たちは、小さい林檎という物珍しさからか、喜んで食べてくれた。アイスの力もあると思うけど。
 もう一回挑戦したいんだけど、出回る時期がかなり短い品種らしくて、もう見ないんだよねぇ。

 ごちそうさまでした。
 


シイの実の炊き込みご飯

 前回、何となく中途半端なシイの実料理をしてしまい、気になっていたのだが、出かけた先で運良く、シイの実を見つけてしまった。

 今回はスダジイ。前回のツブラジイよりは大きいドングリをつける種類なのだが、それにしてもでかいだろ。びっくりした。で、ありがたく拾って帰った。
 今回は煮炊きしたいので、殻をむく必要がある。素手で割ってもいいのだが、さすがに疲れそうなので、工具箱からプライヤーを持ってきて、ペチペチ割って剥いてった。
うむ、地味な作業だ。めんどいし、手間がかかる。その上、結構虫食いも混じっており、歩留まりが悪い。3分の1くらいは捨てる羽目に。
ようやく剥き終わったが、思ったより少なかった。これを白米とともに圧力鍋に入れて炊き上げた。水は米+シイの実と同量で、塩を少し加えた。

一番懸念していた歯触り(硬さ)は、圧力鍋のおかげか柔らかく、ちょっとにちっとした弾力のある感じになっていた。色はドングリが少し茶色くなったかな、匂いはちょっとついてるかな、味はちょっと変わったかなという感じで、特筆するような「おお!、これがドングリのあじか!!」というものがない。風味という点では、ヤマノイモのむかごの方が格段に上。これはスダジイだからだろうか?おいしいといわれるツブラジイで作ったらまた違うのだろうか?
 来年も作るかと問われるとどうだろう。しかし、なんか一品、「毎年この季節には作りたい」という料理のレパートリーが欲しいんだよね。うーん。

 




シイの実クッキー

 秋は実りの季節とは言え、行事・イベントも多く、外出もままならない。
 しかし、午後、ちょっと時間ができたので、子どもを連れて近所の山へシイの実拾いへ。子どもといろんなものを拾いながら山を散策し、ツブラジイとヤマノイモのむかごを収穫できた。
 ヤマノイモのむかごは、定番だが、ご飯に炊き込んだ。非常においしかった。で、ツブラジイの方だが、とりあえず炒って塩をつけて食べることにした。


 大方食べてしまったが、なんだか物足りない。なんか料理した気がしない。しばらく考えたあとで、クッキーにのせる事を思いついた。砕いたナッツ類(アーモンド、クルミなど)をトッピングして焼いたクッキーはよく見るし、うまくいくのではないか、と考えた次第。そこで、簡単なクッキー生地をぐぐり、やってみた。

 まあ、なんかそれらしく・・・食べて見ると、シイの実がとても硬い。他のナッツ類に見られるような、「カリッ」や「コリッ」という様な軽い歯ごたえではない。まだ、あたたかく柔らかいうちは「みしっ」というような弾力が残ったような硬い歯触りで、冷めたあとは「ガリガリ」といった歯ごたえ。う〜ん、この弾力がある感じは、煮炊きする方がいいのかなぁ・・・
 

2017年12月2日土曜日

ひっさしぶりにマンガを買った

 最近、本屋に行く暇も取れず、かといってネットで買うわけでもなく、「本を購入する」という行為から疎遠になっていた。が、何となく時間が取れた時にふらっと本屋にたちよることができて、いくつか本を買うことができた。

そして、本当に久しぶりにマンガを買った。

 マンガは以前から好きだったけど、昔のように週刊誌を買うわけではなく、ネットで無料で読めるものをそれとはなく読んでいた。無料の恩恵に預かりながらも、「無料で公開して商売になるのか」などと、いらぬ心配をしていた。

 が、なんだか、見事にマーケティングにはめられてしまった感じ。ネットで無料公開されていた(とはいえ期間を区切っての公開)マンガを購入してしまった。

 おお、こうしてビジネスが成り立つのか。

 まあ、それはいい。

 分類としては、グルメ×ファンタジーという感じ。マンガの中は「龍」が空に生息し、それを捕獲し商売する事で生計を立てる集団がある世界。読んだ人は誰しも気づくと思うが、捕鯨にずいぶんをヒントを得ているのではないかな?という内容。

 まず、気に入った点の一つ目は、料理がおいしそう。作中、様々な「龍料理」が出てくる。いずれもまず「おいしそう」、そして、ファンタジー内の架空の料理ではなく、現実の料理をもとにつくられているみたい。レシピも「龍の肉」から、鶏・豚・牛、あるいはマトンやカモに変えればつくれそうなものばかりで、かつおいしそうな描写。正直つくりたくなってしまう。

 もう一つの気に入った点は、捕鯨をモチーフにしてるんじゃないかなという点。私個人としては、捕鯨には結構興味がある。とはいえ、ここで正直に捕鯨に対する意見とか書くと、下手すりゃ炎上とかの危険もあるので避ける。ただ、捕鯨の状況を,架空の状況で再現した時、どういう考え方や思想の発展が見られるのか興味がある点ではある。


え?試し読み?そんなサービスあるんだ。


三巻まで出てるようです。