2017年12月3日日曜日

シイの実の炊き込みご飯

 前回、何となく中途半端なシイの実料理をしてしまい、気になっていたのだが、出かけた先で運良く、シイの実を見つけてしまった。

 今回はスダジイ。前回のツブラジイよりは大きいドングリをつける種類なのだが、それにしてもでかいだろ。びっくりした。で、ありがたく拾って帰った。
 今回は煮炊きしたいので、殻をむく必要がある。素手で割ってもいいのだが、さすがに疲れそうなので、工具箱からプライヤーを持ってきて、ペチペチ割って剥いてった。
うむ、地味な作業だ。めんどいし、手間がかかる。その上、結構虫食いも混じっており、歩留まりが悪い。3分の1くらいは捨てる羽目に。
ようやく剥き終わったが、思ったより少なかった。これを白米とともに圧力鍋に入れて炊き上げた。水は米+シイの実と同量で、塩を少し加えた。

一番懸念していた歯触り(硬さ)は、圧力鍋のおかげか柔らかく、ちょっとにちっとした弾力のある感じになっていた。色はドングリが少し茶色くなったかな、匂いはちょっとついてるかな、味はちょっと変わったかなという感じで、特筆するような「おお!、これがドングリのあじか!!」というものがない。風味という点では、ヤマノイモのむかごの方が格段に上。これはスダジイだからだろうか?おいしいといわれるツブラジイで作ったらまた違うのだろうか?
 来年も作るかと問われるとどうだろう。しかし、なんか一品、「毎年この季節には作りたい」という料理のレパートリーが欲しいんだよね。うーん。