最近、本屋に行く暇も取れず、かといってネットで買うわけでもなく、「本を購入する」という行為から疎遠になっていた。が、何となく時間が取れた時にふらっと本屋にたちよることができて、いくつか本を買うことができた。
そして、本当に久しぶりにマンガを買った。
マンガは以前から好きだったけど、昔のように週刊誌を買うわけではなく、ネットで無料で読めるものをそれとはなく読んでいた。無料の恩恵に預かりながらも、「無料で公開して商売になるのか」などと、いらぬ心配をしていた。
が、なんだか、見事にマーケティングにはめられてしまった感じ。ネットで無料公開されていた(とはいえ期間を区切っての公開)マンガを購入してしまった。
おお、こうしてビジネスが成り立つのか。
まあ、それはいい。
分類としては、グルメ×ファンタジーという感じ。マンガの中は「龍」が空に生息し、それを捕獲し商売する事で生計を立てる集団がある世界。読んだ人は誰しも気づくと思うが、捕鯨にずいぶんをヒントを得ているのではないかな?という内容。
まず、気に入った点の一つ目は、料理がおいしそう。作中、様々な「龍料理」が出てくる。いずれもまず「おいしそう」、そして、ファンタジー内の架空の料理ではなく、現実の料理をもとにつくられているみたい。レシピも「龍の肉」から、鶏・豚・牛、あるいはマトンやカモに変えればつくれそうなものばかりで、かつおいしそうな描写。正直つくりたくなってしまう。
もう一つの気に入った点は、捕鯨をモチーフにしてるんじゃないかなという点。私個人としては、捕鯨には結構興味がある。とはいえ、ここで正直に捕鯨に対する意見とか書くと、下手すりゃ炎上とかの危険もあるので避ける。ただ、捕鯨の状況を,架空の状況で再現した時、どういう考え方や思想の発展が見られるのか興味がある点ではある。
え?試し読み?そんなサービスあるんだ。
三巻まで出てるようです。