2016年3月14日月曜日

覚え書き 動物による除草について

 先日、動物による除草を試験的にするので、その事前調査に参加してみない?という話が来たので、下調べにネット徘徊した。
 気になったページのメモと思ったことの覚え書き。なので当然結論はない。

 まずは、動物による除草そのものについて。
 なんか調べてみたらヤギを使う事例が多く出て来た。ヒツジは柔らかい草を選んで食べるが、ヤギはいろんな植物を食べてしまうので、除草目的にはヤギの方が使い勝手が良いようだ。



ヤギの飼育については、「全国山羊ネットワーク」というのもあるらしい。

 基本的には、除草したい場所の条件によって適不適はあるものの、なかなかいいですよ、というものが多い。利点としては、

  • ヤギは好き嫌いなくよく食べてくれる。
  • 機械による草刈りに起こりがちな事故の危険が少ない。
  • 刈った草の処分の手間、出費が不要。
  • 糞は肥料になる。
  • 乳製品も得られる。
  • 斜面など人が苦手とする場所も大丈夫。
  • 他の家畜に比べてヤギは丈夫
など。しかし、失敗した事例も。

 記事の内容は、悪臭だけでなく、ヤギの世話にかかる費用や人件費が嵩んだことも原因の様子。

 ここまでで上げたリンク先などを見てみると、デメリットとしては以下のようなことがあるようだ。

  • 糞や鳴き声、匂いなどの生物ゆえの問題。
  • 飼育のための諸費用(施設費など)、人件費が必要。
  • 生き物を健康的に持続的に飼育するための手間、人手、費用
  • ヤギは乾燥地の動物で、水辺は嫌う。
など。

 今回話題に上がった場所は、遊水機能と公園機能を併せ持った空間で、遊歩道や広場など人が使う部分と、河川や池とその周辺のヨシ群落などの部分がある。
 人がよく使う部分では、糞尿や匂いなどが問題になりそう。(不快感だけでなく衛生的にも。)
 ヤギは乾燥地の動物で水辺はあまり好まないらしいので、遊水地部分の草をヤギに食べてもらおうというのは、少し無理がありそう。

 当面では、人の利用頻度が高い所について動物による除草を予定しているそうだが、近隣住民からは、遊水地部分(ヨシ群落)の草刈りを望む声も上がってるらしい。見通しの悪さが治安や衛生の問題につながる危惧もあり、そういう意見が出るのももっとも。

 とはいえ、ヨシ群落ってそうホイホイ刈ってよいものか。ヨシ群落には、魚や鳥の生息場所というだけではなく、水際の侵食防止や水質の保全という機能もあり、保全の必要があるとされている。


 しかし、保全といっても全くの立ち入り禁止にすれば良いかというと、そうではないようだ。
 以前から人は毎年ヨシを刈り、利用のために持ち出していた。そのことが、結果、富栄養化や陸地化の抑制、ヨシ更新の促進となり、水辺環境の維持につながっていた。
 つまり、ヨシ群落を良い状態で維持しようとすると、結構な手入れが必要になってくる。

ヨシ帯保全における自然と人間との適度な関係

 逆に言えば、定期的なヨシ刈りをして、刈ったヨシを持ち出すということをしないと、ヨシ群落は年々富栄養化や陸地化がすすみ、陸地化は遊水地機能の低下につながる可能性がある。
 昔は使うから刈っていた。屋根を葺く、簾を作る、家畜の飼料、畑の肥料、あと楽器の材料(ヨシ原で大切なものはヨシだけではない)など。つまり、かつてはヨシを刈ることでお金が回っていた。

 今では、ヨシを刈っても、草刈機の燃料代や人件費、刈ったヨシの処分費用がかかる一方で、ヨシの利用が少ないためお金があまり入らず、持続できない。保全のためのヨシ刈りをするには、必要経費をどう賄うかが鍵になっているようだ。その工夫も始まっているみたい。

ヨシ紙を使ってヨシ原を守ろう!!

 和紙の他には、ヨシをあしらった合板もあるようで、天井に使ったりするみたい。なるほど、昔程使われなくなった簾をもう一度普及させるのも手だが、持続的に消費されそうな紙、建築や内装に使われる合板は、これからも消費が続きそうな気がする。

 あと、動物除草とリンクさせるのはどうか、と思ったり。つまり、ヤギやヒツジに除草させつつ、彼らが入り込まない水辺のヨシは人間が刈って飼料化する。育ったヤギやヒツジはから、ミルクとか、羊毛とか、糞(肥料)とか、(お肉とか、)頂けるようになると、循環して持続的になりそうだなぁ。


 調べてる中で気になったのはヤギ肉。おいしいらしい。食べたことないけど、下の記事見て興味が出た。

山羊地獄|さとなおのおいしいスペシャル
 
 そうだ、山羊のチーズというのも聞いたことがある。

2016年1月11日月曜日

魚の子の煮物

年末、深夜にドラマがあっていた。「酒」の文字が入っているので、お酒か食べ物の話だろうと当たりを付けて、録画して見てみた。

お酒の好きな女の子が、いろんなお店や料理でお酒を堪能するという話だった。
が、何となく、面白くない。

話は悪くない気がしたので、ちょっとググってみたら、原作はマンガらしい。

webで読めるらしく、1〜3話と最新の3話ぐらいが試し読みできる。
読んでみたら面白い。なかなか良いんじゃない?
週一で更新されるらしい。

webページはこちら
「ワカコ酒 WEBコミック ぜにょん」

毎週楽しみに見ていたら、ある号で「魚の子」見たいな題名が。
お、魚卵か。食べたいなぁ。
と思ったら、食べたくてしょうがなくなった。
で、作った。

が、あれ?レシピの参考にしたページどこだっけ?保存しとくの忘れた・・・


まずは、地元の商店街に買い出し。
そんなうまく売ってるのかなぁと思いながらだったが、1パックだけ売ってあった(売れ残ってた?)
なんか運がいい感じ。

「すすき」って書いてあるから、スズキの卵かな?
まあ、いい。ゲット。

持ち帰ったら、まずは水を張ったボールに入れて、爪楊枝で血管をつついて血を抜く。
その後2cmくらいの輪切りにして、熱湯へ投下。
うまくひらいたら、取り出して水を張ったボウルへ。

水と酒と醤油でたれというかつゆを作り、卵に煮含める。
参考にしたレシピがどこだったか分かんないし、どうしたのか全然覚えてない。まあ、薄めの汁だった気はする。
あ、写真にはショウガも入ってるな。

煮物は冷める時に味がしみ込む、と聞いた気がするので、火にかけて沸騰したら火を止め、常温までさます。というのを3回ほど繰り返した。

暇だな〜、まあ、のんびりのんびり。



でけたー。日本酒も用意したー。
おいしかったー。

でも、食べたのはこの写真の分だけ。他は息子たちに食われた・・・
まあ、おいしかったなら良いか。

2016年1月10日日曜日

粕漬けを漬けた

昨シーズンに引き続き、今シーズンもハヤトウリの粕漬けを漬けた。

ハヤトウリ、九州の人以外はあまり馴染みがないのかも。

何年か前に一度植えて、そのままほったらかしなんだけど、毎年生えてくる。どうも越冬しとるらしい。

で、今年も何も世話せずこんだけとれた。

果皮が緑の品種と白の品種があるらしく、これは白の品種。
これを粕漬けにしよ〜

参考にしたのはこのページ
かほるおばさん直伝の瓜の粕漬け
まあ、書いてあることを守ってるような、ないような作り方をしてしまってるんだけど。

とにかく2つに割って、種を取り、塩漬け。
切ったハヤトウリ5.9kgに塩240g。
つけ込んで重しをした。がなかなか水が上がらない。

その上、なんやかやと忙しく、酒粕を手に入れる機会がない。
一度は買いにいったが、小さい袋しか売ってないし、高い。一袋500gとか300gとかで500円とか600円とかしてる。
年末は粕漬け作りシーズンじゃないのかな?

なんてしてたら、塩漬けの水面にはカビが生え、水につかりきれてない部分は痛み始める始末・・・ヤバイヤバイヤバイ・・・

とにかく、5日塩漬け状態なので、天気のよい晴れた日を見計らって取り出し、痛んだものは徹底して捨て、残ったものは水分をよく拭いて陰干し。その後、冷蔵庫へ。

ようやく時間が取れて、酒蔵に酒粕を買いに。
出かけたのは、瑞鷹の東肥大正蔵。熊本市のくまもと工芸会館からつながっているので、2つをセットで楽しむのもいい。

売り場を物色していたら、なんかすごいポスターが。

海女さんの設定か?色っぽいが何のポスターだろうと思ったら「焼酎の日」とか書いてある。この魚で飲めということか。

で、酒粕。なんかいくつかグレードがあるらしい、大吟醸の酒粕とか。普通のは5kgで約1500円!お、安い。スーパーで売っている小袋を500g500円で仮定して計算すると、5kgで5000円とかなっちゃうからね。漬け物する人はこんなとこで買ってたのか。
その他に、赤酒とか、正月用の酒とか、買い込む。

で漬け込み。まずは、酒粕4kgに砂糖1kgを混ぜ込んで漬け床完成。
塩漬けしたハヤトウリは、もう一度よく見て、痛んだ物や部位は徹底して捨てる。怖い。

で、漬け込む、漬け込む。ビニールで蓋。

あとは待つ。出来上がりは3ヶ月後とからしいけど、どうしよう。昨シーズンはひと夏越してから食べたんだよね。

とりあえず、3ヶ月後みてみよう。

2015年3月18日水曜日

五和歴史民俗資料館へ行ってきた

 先日、といっても先月か、天草市にある五和歴史民俗資料館へ行ってきた。

 天草市は、「全島博物館構想」というのを進めていて、「天草全体を丸ごと大きな博物館としてとらえ、地域振興や観光振興等とも連携して資料館活動を行っていく」としています。五和歴史民俗資料館もそのネットワークに入っている資料館の一つのようです。

 いるかウォッチングが行われる通詞島にあります。いるかウォッチングなどで訪れた際には、ちょっと訪問してみると良いかもしれません。
 場所は、天草宝島観光協会のページを参考にして下さい。地図もあり、見やすいページです。

 さて、いきなり外観を撮影するのを忘れてしまいました・・・
 中に入ると職員の方が出てこられて、館の説明をして下さり、解説が必要かたずねて下さいました。ありがたく解説をお願いしました。ついでに写真撮影の許可をお願いしました。以前は、「基本禁止」「2枚まで」とか制約があったようですが、今は「ブログなどで紹介する目的でしたらOK。宣伝にもなるし」とのことでした。 パシャパシャ

 入口からの通路の右手にあるのは、たくさんの餌木。イカやタコを釣るためのものだそうです。地元の漁師さんが実際に使うもの、使うために作ったものを、用途別、形別に並べて展示品にして下さったそうです。

漁師さん自らが使われる道具を並べたもの
通路を挟んで餌木と向かい合わせにあるのはたくさんの貝。天草市で見られる貝の他、沖縄など南の方でとれたものも飾ってある。その左手には、貝が住む環境を模したジオラマ。ただ、少しくたびれている。
貝の生息環境のジオラマ(左)と貝の展示(右)
 入口からの通路を突き当たり右にある展示室は、イルカ・クジラの展示室。今でもイルカウォッチングが盛んな通詞島、むかしからイルカやクジラが近づき、時には浜に打ち上げられていたようです。この窓からは海が一望でき、運がいいとイルカの泳ぐ姿も見ることができます。
イルカ・クジラの展示室
 室内には、鯨類についての解説はもちろん、部屋のまん中には骨格標本があります。かなり間近でゆっくりと見ることができます。
 上段はオキゴンドウ(だったかな・・・)、下段はバンドウイルカだそうです。
イルカ・クジラの展示室の中央におかれた骨格標本
 イルカ・クジラの展示室のお向かい(入口から続く通路突き当たりの左側)は、歴史の部屋、主に縄文時代の資料があります。何でも通詞島に水道鏡をかける時に、人骨を含んだ縄文遺跡が出たそうで、それらの資料が中心でした。
 縄文時代、この辺りでは製塩が盛んだったようです。製塩に使われた土器が大量に出て来たそうです。写真は製塩の様子を再現したもの。こうして作った塩は重要な交易品でだったようです。この地方ではとれない黒曜石の鏃なども出土していて、もしかしたら塩と交換して手に入れた黒曜石なのかも知れませんね。
製塩の様子の復元
 出土した人骨の状況や一緒に出土した装飾品などから、当時の暮らしなども語られています。
人骨が出土した状態の写真もある。
 いろんな動物の骨や歯で作られた装飾品や道具なども多く展示されていた。写真中央の勾玉は、イノシシ、ツキノワグマ、クジラの歯、シカの角で作られている。当時は天草にツキノワグマがいたのか?それとも九州本土との交易で得たもの?左上は貝で作った腕輪。相当小さいので、子どもの時にはめて、そのまま一生外さなかったのではないか、という職員さんのお話でした。
勾玉や腕輪など
装飾品や針入れ

 骨でいろんなものを作っていたんがなぁと感心しつつ、次は釣り針。やはり、海沿いの遺跡ということで、漁労が盛んだったようです。しかも結合式なんて・・・相当でかい魚をつるんだろうな。
結合式釣り針。針先を鋭く保ち、根元を丈夫にする工夫かな?
 さてお次は雰囲気が変わって、民俗学の部屋。ちょっと昔のくらし道具、といったところ。海辺の町なので、基本的に漁業道具の紹介が基本。地元の漁師さんが随分と協力されているのではないだろうか。
民俗学の部屋。漁具いろいろ。
 現在の釣り針が並べてあった(あガラスに反射して自分が映ってる。やだなぁ)。縄文時代と比べ、素材は金属に変わり、金属を自由に加工して繊細なものから強靭なものまで用途(対象魚)に応じて作る技術が発達している。一方、基本的な形/デザイン(ひらがなの「し」型で先端に返し)は、縄文時代から全く変わっていない。この形を発見・発明した縄文人は素晴らしいな、などなど。
今の釣り針
 釣りだけではなく、突鉾漁、潜水漁も行われていた。その道具ももちろんある。
潜水漁などのコーナー
 潜水漁で欠かせない水中眼鏡もいろいろ。いろんなタイプがある。日々改良したり工夫したりしたのだろうか。
水中眼鏡いろいろ
 さらには船を造る道具まで。船大工というものか?古文書なんかもある。私は全然読めないけど。
船を作る道具
 かなりざっとですが、展示室はこんな感じの3構成です。考古、民俗のコーナーは資料も多く、見応えがあります(写真で紹介したのはもちろん展示の一部です)。職員さんは特に考古に通じている方らしく、いろいろと詳しく解説してくださいました。

 自然分野が少ないですが、まあ、それは「歴史民俗資料館」だからしようがないといえばしようがない。しかし、イルカ・クジラの部屋には解説パネルもあり、貝の展示もあり、目の前の海に興味を持つことができます。

 決して大きい施設ではないですが、楽しめた場所でした。

2014年9月27日土曜日

豊田ホタルの里ミュージアム(下関市)へ行ってきました。

山口県下関市にある豊田ホタルの里ミュージアムへ行ってきた。

 仕事といえば仕事、プライベートといえばプライベート。職場の今後の事業の参考にするため「視察に行こうぞ」となったのだが、「そんな予算はない」と言われたことから、有志四人で行った。
豊田ホタルの里ミュージアムはホタルの体形を模した建物のようだ。

 建物はどうやらホタルの形をイメージしてある様子。入口はおそらく尻、もといホタルの光る部分。そこから入ると目に入るのは岩石お持ち帰りコーナー。
岩石お持ち帰りコーナー
豊田や下関市の地質を形成する主要な岩石を自由に持ち帰れるようになっている。岩石についての説明書きがあり、砕いた岩石がおいてある。脇にはトングとビニール袋、標本ラベルも添えてある。石が好きだったり何でも集めてしまう子どもは喜びそうだ。

 自動ドアを通り抜けるとエントランスホール。ここはいろんな自然物を調べられる学習コーナー。図や写真だけでなく、実物の標本や標本を加工したもので構成されている。
学習コーナーの一角。実物植物図鑑。
内容は、昆虫を中心とした動物、岩石や化石が多かった。写真や解説はもちろん、ちいさなものには貼付け式のレンズが貼ってあるなど、解説のための工夫がものすごく多い。検索表という生き物の特徴から種類を調べる表にも、標本が多用してあり分かりやすい。
 実はこのコーナーは受付の手前、すなわち無料。すごい手間ひまかかってるものだけどなぁ。すごい。

 受付を通り抜けると展示室への道。ホタルがとぶ夜道のイメージでしょうか。

ここをぬけると・・・

ホタルの住む世界。
ホタルの住む世界に迷い込みます。ホタルになった気分で探検できる。ホタルが生息する環境を、とっても大きくして、リアルに再現している。小学一年生くらいとホタルの幼虫が大体同じ身長になるようだ。ホタルの敵と考えられる大きなアリの模型があり、クモにいたっては襲われる!!(上からおりてきます)。
ホタルの敵

展示室
ホタルの住む世界をよく観察した後は、展示室でホタルの勉強。ホタルの分類や体の作り、生態、生活史そして文学、癒しなど、様々な視点からホタルを紹介しています。ここは正直凄まじい。
工夫一杯の展示パネル。
展示物の見せ方やパネルにもいろいろな工夫がある。もちろん内容はこれ以上ないくらい濃い。

 ホタルが生息する環境を学ぶコーナーもある。環境の保全についても。
ホタルの生息する環境を学び守る
水の生き物のコーナー
このコーナーは主に生体展示になっている。大きな水槽でホタルの生息環境を間近で観れるように再現したり、そんな環境に生息する動物(魚や昆虫)を個別飼育している。環境全体や環境を構成する地質や生物を生で観察できるようにしている。

 
ネイチャーラボ
展示室の横には、ネイチャー・ラボと称して標本が並んだ部屋があった。エントランスの学習コーナーとややかぶっている感じもする、エントランスは自分が興味を持ったことを調べるコーナーであるのに対し、こちらは「ラボ」の名の通り、いろいろ調べる「研究室」を再現しているようだ。生き物や石達にどんな違いがあるのか、よく見比べてみよう、こうして比べると良いよ、という研究の着目点を示しているように感じた。

 夏休み期間ということで特別展があっていた。
ひとつは世界のカブトムシ、クワガタムシ。
世界のカブトムシとクワガタムシ
愛好家の方に飼育個体をお借りして展示してあったが、ただ飼育されているカブクワをおいて名前を示しているだけではなく、日本産カブトムシについての分類や飼育方法など様々な解説がパネルで示され、カブトムシの体の作りを示す大きな模型があり、標本をうまく加工した触れるコーナーも作ってあった。

もう一つは「螢の脳と蟲の脳」。節足動物の神経系をテーマにした展示があっていた。
特別展「螢の脳と蟲の脳」
節足動物の神経系を、CT画像、3Dプリンタ、神経標本で見せる展示で、大学からの協力を得て開催されていた。下は、いろんな昆虫の標本と神経の標本(瓶の中)
昆虫の神経

 実は後一つ、特別展があっていた。ゾウムシとハチの標本および電子顕微鏡写真を展示していた(カメラが電池切れになり、写真なし)

 
 

 お腹いっぱいです。疲れました。充実した学習コーナー、内容の濃い常設展、3つの特別展、その他さまざまな教育普及事業を展開させているこの「豊田ホタルの里ミュージアム」。ここを支える職員さんのうち、学芸員はたった一人だそうです。つまり、これらの学芸業務を一人で切り盛りしているらしい。残念ながらこの日はアポイントなしで行ったので、お会いできませんでしたが・・・
 ただただ、すごいとしか言いようがない博物館だった。
 

2014年9月24日水曜日

熊本県立装飾古墳館「勾玉が語る」を見てきました。

熊本県立装飾古墳館の秋期企画展「古代のアクセサリー展 勾玉が語る」を見てきました。

チラシ

 勾玉ってなんか良いじゃないですか。そんだけの理由です。

展示風景
第二展示室と呼ばれる四角い部屋に、何とも上品に飾ってあります。実際の出土品から、装飾古墳館の教育普及事業で行われる勾玉作りの作品まで、色とりどりです。

 玉(たま)と呼ばれる当時の装飾品の、形による分類、作り方、歴史などがパネルで展示してあり、こじんまりとしていながらも、よくまとまっていて、分かりやすい展示でした。

玉の材料の展示
玉の材料の展示もしてありました。原石というのはやはり美しい。その中には・・・

松橋収蔵庫蔵、琥珀。
熊本県松橋収蔵庫からお貸しした品もございます。

 関連行事として勾玉作りもありました。小1と3歳の息子達は最初は興味無さげでしたが、展示を見た後はやる気満々で作っていました。

勾玉作りに挑戦。
柔らかい滑石をサンドペーパーで削って作るものです。体験は常時受付で、入口の受付でお願いすると、材料費の支払いをすませると、すぐにさせてくれました。

 材料は、白、ピンク、黒マーブルがあり、勾玉一つが削り出せる四角くカットした石材が用意してありました。また、白については小さな子ども向けに大まかにカットしてある材料でした。この他、大玉、管玉も作ることができるようです。
 材料は、石材、目の違うサンドペーパー4種、作成後ペンダントにするための紐1本がセットになっています。

 部屋に行くと学芸員さんが待っていて、作り方を教えてくれます。いっぺんに話してしまうのではなく、震度に合わせて説明してくれました。このときは2回かお出ししてくれました。まあ、学芸員さんもいろんな業務があるので、子ども一人に付き添っとくわけにもいかんですしね。

 子供たちは、二人ともカットした白い石材を使いました。時間は1時間程度でしょうか。小1の次男は最後まで自分でやりました。3歳の三男はすぐ飽きました・・・

 装飾古墳館には、増設展示として県内の装飾古墳や石棺のレプリカがあります。よくできていて、実際にそこにいるような気がしてきます。
装飾古墳のレプリカ

石棺


 帰りはちょっと寄り道。無計画ででてしまってたので、足湯にでもつかろうかと、山鹿市の湯の端公園を目指しました。駐車場はないのですが、斜め向かいの温泉プラザの駐車場が一時間は無料ということを観光協会からうかがって、利用させてもらいました。



足湯につかる足
ま、あの好みもあるのでしょうが、私的にはめっちゃぬるいというか、温すぎ。うーむ。子供たちは水遊び始めようとするし・・・

 その後は、近くにあったお菓子屋さんで。燈籠最中のお店だったらしく、お客がひっきりなしに出入りしていた。レモンケーキを買った(なぜ?)。おいしかったですよ。
 
燈籠最中のお店
子供たちは、あまり走り回ることがなかったので、ちょっと不完全燃焼だったかなぁ・・・



2014年7月29日火曜日

森林総合研究所九州支所 森の展示館へ行ってきた

 先日、所用あり森林総合研究所九州支所に行ってきた。ついでに敷地内の「森の展示館」を見学してきた。
 写真の掲載などを聞いたら、「撮影した写真の著作権は撮影者にあるが、被写体については森林総合研究所の物なので明記を」とのことでしたので、断り書き。こんな感じでいいのかな?
 本記事の写真は、森林総合研究所九州支所森の展示館にて撮影された物です。被写体や被写体に書かれている調査研究内容の権利等は森林総合研究所に帰属します。また、写真の著作権は、撮影者であるブログ主に帰属します。

森の展示館入口付近。樹木園がある。
森の展示館の入口付近。樹木園、木の看板あり。樹木園では、木ごとにクイズ形式の名前札がある。
樹木園の中。普通の名前札の他、クイズ形式の名前札もあります。
2つ目の看板
ちょっと進むと2つ目の看板。こちらはちょっとポップな感じ。

  • 開館日は毎週水〜日曜日と祝祭日。
  • 開館時間は9時30分から16時30まで。

入口。あ、自分がうつってる。
入口はこちら。係員さんが一人おられて、入館すると館内の電気をつけてくれました。経費削減&省エネですか。
屋久杉の輪切り。どっかの施設にこの続きがあるらしい。
館内に入ると屋久杉がお出迎え。なんで熊本で〜?と思ったけど「九州支所」だからね。 

キノコレプリカのショーケース
まず目を引いたのがキノコレプリカのショーケース。これはなかなか本物っぽい。
キヌガサダケのレプリカ。すごい。
そのレプリカのケースの隣には、キノコの標本がたくさん入ったケースがあった。標本数はかなりの物。
キノコの凍結乾燥標本のケースといろいろな解説パネル
凍結乾燥法によるキノコ標本。
キノコの標本は、凍結乾燥法による物だそうだ。キノコの資料が充実しているのは、以前九州支所の職員で、キノコの研究を専門にしている方がいらしたためらしい。

 ケースの上の壁にはいろいろなパネルがかけられていた。キノコに関する物やその他の研究成果の解説が主な内容。かなり分かりやすく書いてある。

工作コーナー
子供たちが工作できるようなコーナーもありました。木の実などでいろいろ作れるようにしてあります。

 
重い木から軽い木までの材の標本
次はいろいろな樹木から得られた材(木材)のコーナー。ここではとても重い木ととても軽い木が集められていた。触れるので、持ち上げて実感できる。

いろんな樹木の材
他の樹木の材標本もあり。重さや質感が違い、触っているだけでなかなかに楽しい。
 
研究に関するパネル
研究に関するパネルも多い。結構分かりやすい。

 この施設、おそらく森林総合研究所の事業内容などを広く知らしめることが一つの目的だろう。しかし、「こんな研究してます」ってだけではなく、子どもを対象にした物があったり、森林についての基本的な解説があったりして、森林への理解や親しみが自然と研究の理解へと繋がるよう工夫されているようだ。