2011年6月12日日曜日

キノコを採りに行ってきた

せっかくブログ作ったのにろくに上げないし・・・

先週の日曜日にきのこ採りにいってきた。

ま、食べるためではなくお勉強。地元のキノコの愛好会「熊本きのこ会」の例会に参加です。普段は植物か動物を見ているので、キノコを探すとなるとまた違う目がいる感じ。結構疲れた。

でも、驚いたのは、開催時間を通して会員のみなさんの学習意欲が高い状態で続いていること。午前中に各自採集し、お昼には帰着して昼食、その後採集して持ち寄ったキノコの同定会と学習会、という構成が、体力的に負担がなく集中力が持続している要因かも。また、昼過ぎには終わるので帰宅後に観察会の復習をしたり、標本を作ったりという知識を消化する時間が取れる。夕方早いので、時間的に別の要件を片付けることも出来るので、精神的な余裕がある。

そう思うのも、今まで参加した植物の観察会は一日かけて歩き回るもので、学習会は昼食後という構成で、標本作成や図鑑を調べるのは帰宅後になり、時間も体力も余裕がないと感じるためである。

「本当に好きなら・・・」などという理想論はおいといて、社会教育や生涯教育の一環、または自然科学の裾野をより広げる活動としての自然観察会を考えた場合、多くの人にとって参加や取り組みがしやすい構成にすることは必要だな、と感じた。