捕鯨に関する以下の記事を読んだ。
日本の捕鯨が生き延びる道はこれしかない
南極海の調査捕鯨は縮小し、地域捕鯨の復活を
2011.07.20(Wed) 高成田 享
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/15392
「農林水産省が、今年秋ごろから南極海で実施する調査捕鯨について、海上保安庁に巡視船の出動を要請している」ニュースを受けての発信のようだ。
で、気になった部分に一言二言
「反捕鯨国が多い欧米や豪州から見れば、SSは跳ね上がりの環境運動という程度で、海賊とは見なされない。」とあるが、船をぶつけたりするのが「跳ね上がりの環境運動」程度に認識するほうがおかしいのでは。それを理由に巡視船の出動に国際的な正当性の問題があるとは、ちょっと納得しかねるな。
クジラの食文化の現状を上げて、「日本の進むべき道は、はっきりしていると思う。南極海での捕鯨を縮小しながら、地域の食文化に根差した沿岸捕鯨を「持続可能な漁業」にしていくことだ。」という落としどころに落ち着いている。現実、そうかなーとは思う。でも、公海上での捕鯨、さらには漁業の将来的な可能性を手放してしまっているみたいで、なんだか不安を感じる。マグロ、サメ、と次なる課題も取りざたされているのに大丈夫なのかな?