図書館で見つけた、ドラゴンエッグやサンダーエッグなどと呼ばれる石をテーマにした絵本。サンダーエッグとは、外側はただの石なんだけど、割って見ると中に綺麗に結晶した鉱物があるという石のことだそうな。Googleで「サンダーエッグ」とかで検索するといろんな画像がでてくる。本の中を見て見ると、とても綺麗だし、子どもに読んでみようと思って借りてきた。
図鑑と言って良いほど綺麗な写真が使ってある絵本で、石の素朴な外観やきらびやかな断面が美しい写真で紹介してある。解説も詳しく、石のでき方などかなりわかりやすく説明されている。大きなものは大人や子供などの対比が入っており、どのくらいの大きさかが伝わりやすい。
一方、少々気になった点もちらほら。ドラゴンエッグの項では、石の生成過程などの話が中心であったが、亀の石、サンダーエッグのあたりから、形や色の珍しさ、面白さに焦点が移り、最終的には、コレクター的な目線の強さが目立つようになったと感じた。
子どもに読み聞かせていたら、この辺りから飽きてきた感じを醸し出していた。前半で盛り上げられた石そのものに対する関心が、途端に薄らいできた感じだ。テーマからしてしょうがないことではあるが、外国産の石が取り上げられることが多く、コレクター目線を感じさせる一因となっているようだ。
ただ、実物を用意しての読み聞かせになると、俄然子供たちの食いつきが違ってくるのではないか、という気がする。本やテレビで知るようないわゆる伝聞の情報と、そのものが目の前にあるというのは、印象も感動も全然違う。
上手に読めば子供たちもよろこぶかも。