子どもが剣道を習っている。
小さなクラブなので週2回程度の稽古であるが、指導者の方は人を見る目が長けていて、子どもたちの心や体の状態にあわせて、いろいろな話をしてくださる。
先日の話の中で「失敗しても良い」というのがあった。今の子どもたちは学校や塾で正解を求められ、間違うことを極端に恐れているそうだ。
話を聞いていて考えた。確かにそんな気がする。わが子についても確かにそうだ。ただ、それは学校のせいではなく、私のせいだろう。私は、失敗が大嫌いだ。大嫌いというより恐ろしい。自分の居場所がなくなる気がする。そんな考えの親が育てた子どもが、失敗を恐れない子になるはずもない。天高く羽ばたいてほしいと名前に「天」の字を入れたが、実際には羽ばたけるように育てただろうか。いろいろ反省。
で、どうするか。まずは自分が失敗を恐れない人間になろう。小さい頃から「失敗しても良い」という言葉は何度も聞いていて、理解して行動してきたつもりだった。しかし、今振り返るとやはり「失敗はイヤ」。つまり何も理解できていない。そこで、これからの行動指針。つまり「失敗宣言」を記しておこう。
失敗宣言:失敗を恐れず行動して、失敗を積み重ね、最後には成功する。