2019年9月20日金曜日

読み聞かせ「たねのはなし」

 先日アップした読み聞かせの話題と時間的にはこちらが先。

 昨年度末、小学校での読み聞かせ会の担当だった。やはり、何やら持ち込んで絵本とセットで見せる「科学絵本読み聞かせ」にした。

 2月頃だったので選ぶテーマに困ったが、冬枯れの季節ということで植物の種子や果実にテーマを決めて選んだのがこちら。


書名:たねのはなし―かしこくておしゃれでふしぎな、ちいさないのち
著者:ダイアナ アストン(著)、シルビア ロング(イラスト)、千葉 茂樹(翻訳)
出版社:ほるぷ出版
出版年:2008年

 ものすごく綺麗な絵で構成されているのが選んだ理由の一つ。たくさんの植物のたねをいろんな特徴ごとにまとめて紹介している。種子や果実の役割を、うまく表現していて良いと思う。

 持ち時間は15分。対象は小学2年生。生活の授業で植物の栽培等も経験しているので、本の内容も分かりやすかったのか、結構すんなりと読み聞かせを聞き、内容にも反応してくれた。読むのに要した時間は10分弱。このあと、いろんなタネを見せるのには良い時間配分だった。

 この時用意した資料はこんなもの。

 翼のあるタネ。この他に綿毛のあるタネを集めたものもあったが、写真撮り忘れた。

 ヤシの実。乾燥してて結構軽いが大きい。子供達は抱えて回ってた。

 エンタダマメ。中のタネも、別途持っていった。

 キバナツノゴマ。この凶悪さは男の子に人気だった。

 触るものが多かったため、子供達はかなりの興奮状態になってしまい、ちょっと収拾つけるのが大変になってしまった。

 まあ、喜んでくれたからいいか。


 今回取りあげた絵本の作者ダイアナ アストンさんは、こういった絵本をシリーズで書いている模様。「いしのはなし」と「甲虫のはなし」も読んだがどちらも良かった。過去のブログ記事を整理していたら、以前には「チョウのはなし」も読んだことあった。こちらも良い絵本でした。